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  1. 八戸市議会 2022-12-20
    令和 4年12月 総務協議会−12月20日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年12月 総務協議会−12月20日-01号令和 4年12月 総務協議会   総務協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和4年12月20日(火)午前9時15分〜午前9時25分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   ・ 中心市街地に関する市民アンケート結果について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  藤 川 優 里 君  副委員長 間   盛 仁 君  委 員  高 橋 正 人 君   〃   吉 田 洸 龍 君   〃   上 条 幸 哉 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   坂 本 美 洋 君   〃   五 戸 定 博 君
    欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ部長   前 田   晃 君  まちづくり文化スポーツ部次長兼 工 藤 俊 憲 君  まちづくり推進課長  まちづくり推進課参事      和 田   智 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 八木橋 昌 平  ──────────────────────────────────────    午前9時15分 開会 ○藤川 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから総務協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○藤川 委員長 理事者から所管事項について報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  ・ 中心市街地に関する市民アンケート結果について ○藤川 委員長 それでは、中心市街地に関する市民アンケート結果について報告願います。 ◎工藤 まちづくり文化スポーツ部次長まちづくり推進課長 おはようございます。  それでは、中心市街地に関する市民アンケート結果につきまして御説明申し上げます。  配信の資料を御覧ください。  まず、1ページ目でございます。  1、目的でございますが、令和4年度に策定予定中心市街地まちづくりに関するビジョン並びに令和5年度に策定予定の第4期中心市街地活性化基本計画検討に当たり参考とするため、市民アンケートを実施したものでございます。  (1)実施期間は、今年10月28日から11月14日で、(2)対象者は、中心市街地居住者約4400人のうち、満18歳以上の862人、それから市政モニターの方114人の計976人にアンケートを送付してございます。  (3)の回答数ですが、中心市街地居住者の方が370人で回答率42.9%、市政モニターの方が104人で回答率91.2%、トータル474人で回答率は48.6%となってございます。  次に、2、アンケート結果の概要でございますが、この集計に当たっては、中心市街地に居住している方と市内全域に居住されている市政モニターの方とを分け、比較しております。  まず、大括弧の1、中心市街地利用頻度買物行動についてでございます。  資料円グラフを御覧いただきたいのですが、両方のグラフで色を濃くしている部分が、週1回以上からほぼ毎日まで利用している方を示しているところになります。中心市街地居住者では、週二、三回が最多で、週1回以上の割合トータルで約62%であるのに対し、市政モニターの方は二、三か月に1回が最多で、週1回以上の割合トータルで約30%となってございます。  同様に、(2)買物行動につきましても、(ア)中心市街地で買物している方の割合でも、中心市街地居住者食料品が45%、洋服が34%に対し、市政モニターではそれぞれ約半分の21%、16%というふうな結果になってございます。  また、(イ)現状買物環境に不便・不足を感じている方の割合でございますが、不便や不足があると感じている方の割合が、中心市街地居住者では食料品が63%、洋服が43%と高く、日常使いに対する不便を訴える方が多いという結果になっております。  次に、2ページをお開き願います。  その不便・不足について具体的に伺ったのが、(ウ)の主な理由でございますが、中心市街地居住者では、徒歩圏内スーパーマーケットがない、価格が高い、選択肢が少ないといった意見上位を占め、一方、来街者の視点でございます市政モニターの方からは、交通の便が悪い、欲しいものがない、無料駐車場がないなどの意見上位に来ています。  次に、大括弧の2、中心市街地利用している場所についてですが、(1)の利用場所についての円グラフでお示ししてございますとおり、中心市街地居住者は、物販・飲食等サービス等公共施設がそれぞれ同じぐらいの割合を占めているのに対し、市政モニターの方は公共施設利用割合が高くなっております。その利用場所上位から並べてみたのが、(2)の表でございますが、いずれも似通った傾向が見られてございます。  次に、3ページを御覧ください。  大括弧の3、今後取り組むべきことについてでございます。  ここでは、2つのことをお伺いしており、まず、(1)商店街魅力的にしていくために取り組むべき項目について、選択制回答をいただいております。中心市街地居住者市政モニターの方、いずれも空き店舗に新店舗を入れることで多様な店舗が連なる商店街づくりが最も多く、次いで、販売する商品サービス魅力向上、古い建物を建て替え、新店舗や新機能を入れる商店街づくりなど、いただいている回答の順位は、どちらも同じような傾向を示してございます。  これは、(2)中心市街地まちづくりとして取り組むべき項目でも同様の傾向となっておりまして、中心市街地居住者では、居住者を増やし、居住者満足度を高める取組が最も多かったのに対し、市政モニターは、多様な学び活動交流機会を通じた人づくりが最も多くなってございます。  これらを踏まえ、3、アンケート結果に対する評価をしてございます。  まず、(1)居住地と来街頻度買物行動についてに対する評価でございます。  中心市街地居住者は来街頻度買物頻度がともに高いとの結果から、来街者や消費の増に居住推進一定効果があると考えられること。一方、現状については、買物頻度が高い食料品では購入先が多様化している状況が伺えますが、三春屋閉店の影響から、特に中心市街地居住者スーパーマーケットを求める声があり、現状に不便や不満を感じている方が多く、課題となっていること。  また、従来、買物先として中心商店街魅力の一つであった洋服では、ネットサービス利用など、食料品と比較し、さらに購入先が多様化する中、買物環境に不便や不足を感じない割合が半数を超えるなど、中心街利用には何らかの魅力の訴求が必要と考えられるとしております。  次に、(2)中心市街地の現在の利用場所等についてに対する評価ですが、利用場所機会については、居住地にかかわらず公共施設利用回答数の中で最も多く、様々な役割公共施設の集積が市民の来街を促す面で一定効果を上げており、このうち市役所については、市民サービス向上の観点から行政手続デジタル化を進め来庁機会を減らしていく方向にある一方で、住民の福祉増進目的とした公の施設である各公共施設については、来街者居住者満足度を高めるために、より魅力的な施設となるよう運営の工夫を通して寄与していく必要があること。  一方、民間施設については、新規店舗による空き店舗の解消や、商品サービス魅力向上、さらには情報発信など利用促進のための取組を進めることが必要と考えられ、次のページにわたりますが、駐車場サービス向上を求める声も多く、対応検討が必要であること。  また、祭りやイベントなども来街機会となっているが、特にイベントにつきましては、運営体制や内容の検討で持続的、効果的なにぎわい創出を図っていくことも有効な対応策になると考えられること。散策などの利用もある中、自由記述では歩きやすい街路や、公園・広場などの整備を求める声もあり、バリアのないインフラや憩うことができる空間づくりなども検討課題となるとしてございます。  最後に、(3)今後の取組についてでございます。  まず、(ア)商業街魅力的にするために取り組むべき事項についてでございますが、ハード整備からソフト面対策まで幅広く各種の取組が求められており、商店街振興組合等ともアンケート結果を共有しながら、八戸商工会議所など関係団体を交え対応策について協議検討していくことが必要であること、また、その中でも、特に空き店舗が目立つ現状から、買物ニーズに応えられる多様な店舗が連なる商店街づくりへのニーズが高く、対策優先度が高いと考えられることから、空き店舗対策事業に取り組んでいるまちづくり八戸をはじめ、商店街振興組合など関係団体との連携を図りつつ、効果的な対策検討を進めていく必要があることとしてございます。  また、(イ)中心市街地まちづくりとして取り組むべき事項についてですが、住む人、働く人、観光客など、複数の異なるターゲットに対する取組が求められており、それぞれの取組を通して総合的にまちづくりを進めていくことが必要である。  また、居住地にかかわらず多様な学び活動交流機会を通した人づくりコミュニティーづくりのための取組へのニーズが高く、各地域の人が出会い、交流学び機会を通し、つながりやネットワークをつくる場としての役割が期待されております。そのため、中心市街地に立地する公共施設利活用や、ストリートデザインなど交流が誘発される都市機能整備のほか、例えばコワーキングスペースなどのビジネス機能や快適で安全安心な飲食機能の充実に資する民間事業なども、こうしたニーズに応える取組として幅広く検討していく必要があると分析してございます。  以上がアンケート結果の概要でございますが、お手元に集計結果の概要をまとめたものを参考として添付してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  また、本日御説明したアンケート結果の詳細につきましては、今月中に市ホームページに掲載し、市民の皆様にも御覧いただけるように公表するほか、分析結果を八戸商工会議所まちづくり八戸商店街振興組合とも共有し、今年度に策定する中心市街地まちづくりに関するビジョンや来年度策定予定の第4期中心市街地活性化基本計画検討基礎資料として活用してまいりたいと存じます。  以上で説明を終わります。 ○藤川 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ○藤川 委員長 これをもちまして総務協議会を閉じます。  お疲れさまでした。    午前9時25分 閉会...